「どうして分かってくれないのだろう」
人との関係で傷ついたとき、
私たちは自分の側から出来事を見ています。
私はこんなに努力した。
私は悪くない。
相手のためを思って言った。
それなのに、なぜこんなことになったのだろう。
けれど、同じ出来事を
相手はまったく違う場所から見ているかもしれません。
反対に、
争いを避けるために
相手の立場ばかり理解しようとして、
自分の気持ちを後回しにすることもあります。
B114「大天使ラグエル」は、
そんなときに
「もう一つの側面から見たら、
何が見えるだろう」と問いかけるボトルです。
どちらかを正しくするのではなく、
自分と相手、両方の真実が存在できる場所へ。
そこに、このボトルならではの深いメッセージがあります。
B114「大天使ラグエル」とは
B114の正式名称は
「大天使ラグエル(Archangel Raguel)」。
上層はミッドトーンコーラル、
下層はディープマゼンタです。
ラグエルは、
正義、公正、調和、
そして関係性の秩序と結びつけられてきた大天使です。
その名前は「神の友」と解釈されることがあります。
古い伝承の中では、
天使たちの間に秩序と公正が保たれているかを
見守る存在として描かれています。
ここでいう調和とは、
単に争わないことではありません。
誰かが我慢し、
誰かに合わせることで保たれる平和でもありません。
それぞれの立場に光を当て、
崩れてしまったバランスを、
本来あるべき場所へ戻していくこと。
それがラグエルの象徴する調和です。
だからこそB114には、
「状況の両面を見ることでバランスをもたらす」
というテーマがあります。
あなたには、まだ見えていない「もう一つの側面」があるかもしれない
夫婦で言い争ったとき、
自分は「こんなに家族のためにしている」と思っていても、
相手は「私の気持ちを聞いてもらえない」と
感じているかもしれません。
仕事で「どうしてこの人はちゃんとやってくれないのだろう」と
腹を立てていても、
相手にはこちらからは見えていない事情があるかもしれません。
もちろん、相手の立場を見ることは、
自分が間違っていたと認めることではありません。
B114が伝えているのは、
自分の真実を失わずに、
相手の真実が存在する場所も残しておくことです。
そして、これは相手に合わせすぎる人にも同じです。
相手の事情は理解できる。
でも、私は本当はどう感じているのだろう。
相手を大切にするあまり、
自分の痛みや望みを
「もう一つの側面」として見落としてはいないだろうか。
ラグエルのまなざしは、
相手だけでなく、
自分自身にも公正であることを思い出させてくれます。
上下の色が教えてくれる、B114の普遍的な可能性
B114の色は、
上層のミッドトーンコーラルと
下層のディープマゼンタです。
ミッドトーンコーラルは、
人との関係の中で生まれる
気づきや相互依存と結びついています。
私たちは一人だけで生きているのではありません。
自分の言葉が誰かに影響し、
相手の反応によって自分の心も動きます。
だからこそ、関係の中で起きたことは、
相手についてだけではなく、
自分自身を知る鏡にもなります。
一方、下層のディープマゼンタには、
深いところに存在する愛と、
日常の小さなことへ愛を注ぐというテーマがあります。
大きな理想として「愛し合おう」と考えるだけではなく、
話を最後まで聞く。
すぐ反論しない。
疲れている自分にも気づく。
必要なことをきちんと伝える。
愛は、そうした日常の細部に現れます。
下層をより深い内面、
上層を外へ現れてくる意識として見るなら、
B114には、深いところにある愛が、
関係性の中で新しい気づきとして
現れてくるという流れを見ることもできます。
そのためB114は、
激しい対立の中にいる人だけのボトルではありません。
人に合わせすぎてしまう人、
自分ばかり我慢していると感じる人、
相手の気持ちを背負いやすい人、
人との距離の取り方に迷う人、
もっと愛のある関係を育てたい人にも、
この二色は語りかけます。
「正しいか」から「何が愛なのか」へ
人間関係が難しくなると、
私たちは「どちらが正しいのか」を決めたくなります。
けれどB114は、
もう一つ深い問いへ私たちを導きます。
「この状況の中で、何がいちばん愛のある選択なのだろう」
それは、相手を許すことかもしれません。
きちんと「NO」と言うことかもしれません。
謝ることかもしれないし、
自分の気持ちを初めて伝えることかもしれません。
場合によっては、
距離を置くことが愛であることさえあります。
バランスとは、いつも真ん中を選ぶことではありません。
状況の両面を見たうえで、
いま本当に必要な場所を見つけることなのです。
B114と共に、そのテーマを生きる
頭では「相手の立場も考えよう」と分かっていても、
傷ついた瞬間には、
いつもの反応へ戻ってしまうものです。
だからオーラソーマでは、
ボトルの意味を知るだけでなく、
生きたエネルギーとしてのボトルを身体に使いながら、
そのテーマと共に日常を生きることを大切にします。
B114を目にし、身体に使う時間は、
「私はいま一方からだけ見ていないだろうか」
「愛から見たら、もう一つ何が見えるだろう」と
自分へ戻る時間にもなります。
またオーラソーマでは、
イクイリブリアムだけでなく、
対応するポマンダーやクイントエッセンスを組み合わせることで、
そのテーマをより多面的にサポートしていくことができます。
B114の場合も、
対応するポマンダーとクイントエッセンスを
日常に取り入れることで、
ボトルと合わせたトータルなケアとして、
その人自身の気づきのプロセスを支えていくことができます。
対応するポマンダーとクイントエッセンス
B114に対応するのは、
P15 ディープマゼンタポマンダーです。
小さな物事への愛という質によって、
日常の中の細やかなやり取りにも
丁寧に愛を注げるよう支えてくれます。
対応するクイントエッセンスは、
Q08 パラスアテナです。
物事の両面を見きわめる叡智によって、
自分と相手、双方の真実を
バランスよく見つめる助けになります。
まとめ
B114「大天使ラグエル」は、
ただ「人間関係をよくする」ためのボトルではありません。
ラグエルが象徴するのは、
一方だけを正しいとする世界から離れ、
もう一つの側面にも光を当てること。
そして、そこから本当のバランスを取り戻すことです。
自分の真実を大切にしながら、
相手の真実にも場所を与える。
相手を理解しながら、
自分自身を置き去りにしない。
そして正しさだけではなく、
愛から次の一歩を選ぶ。
もし今、あなたの人生に
「どうして分かってもらえないのだろう」と
感じる関係があるなら、
B114は問いかけているのかもしれません。
「まだ見ていない、もう一つの側面はありませんか?」
その問いから、
これまでとは違う関係の可能性が開き始めるかもしれません。
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