オベロンは、
ヨーロッパの伝説やシェイクスピアの
『真夏の夜の夢』にも登場する妖精たちの王です。
妖精は、
森や花、
水、
風、
木々など、
自然界に宿る生命の象徴として語られてきました。
そしてオベロンは、
その妖精たちを力で支配する王ではありません。
一つひとつの命が、
その命らしく輝けるように見守る王です。
森には、さまざまな植物があります。
大きな樫の木もあれば、小さな野の花もあります。
静かに流れる小川もあれば、高く伸びる草もあります。
けれど、森の中では誰も他の存在になろうとはしません。
花は花として咲きます。
鳥は鳥として歌います。
木は木として大地に根を張ります。
だから森は、美しく調和しています。
それぞれが、
自分に与えられた命を、
そのまま生きているからです。
B086「オベロン、妖精の王」とは
B086の正式名称は
「オベロン、妖精の王
(Oberon, King of the Fairies)」。
上層はクリアー、
下層はターコイズのボトルです。
ところが、人間だけは少し違います。
私たちは知らず知らずのうちに、
「あの人のようになりたい。」
「もっと認められたい。」
「こうすれば愛される。」
「これが正しい生き方なのだろう。」
と、自分ではない誰かになろうとしてしまいます。
もちろん、人から学ぶことは大切です。
憧れを持つことも成長につながります。
けれど、
その過程で、
自分の心が本当に望んでいることを見失ってしまうことがあります。
親が望む人生。
社会が評価する人生。
周囲が安心する人生。
そのどれも大切にしようとするうちに、
「私は本当はどう生きたいのだろう」という声が、
小さくなってしまうことがあります。
B086は、そんな私たちに静かに問いかけます。
「あなたは誰かになろうとしていませんか。」
そして、もう一つの問いを投げかけます。
「あなたにしか咲かせることのできない花を忘れていませんか。」
公式テーマは、
「上から注がれる光が、
個性化の道への理解をもたらす」です。
B086を選ぶ人のテーマ
ここでいう個性化とは、人と違う人になることではありません。
特別な存在になることでもありません。
本来の自分として生きることです。
私たちは生まれたとき、一人ひとり違う命を与えられています。
違う感性を持ち、
違う喜びを感じ、
違う経験を重ねます。
だから、本来歩く道も、一人ひとり違っていて自然なのです。
オベロンは、そのことを誰よりも知っています。
森では、桜が松になろうとはしません。
タンポポがバラになろうとも思いません。
それぞれが、自分という命を精いっぱい生きています。
その姿こそが、森の調和を生み出しています。
人も同じです。
誰かの人生を上手に生きるより、
自分の人生を心から生きるとき、
その人だけの美しさが自然に現れてきます。
上下の色が教えてくれること
このテーマを象徴しているのが、二つの色です。
上層のクリアーは、光、明晰さ、真実を映し出す色です。
思い込みや恐れを静かに照らし、
「これは本当に私が望んでいることだろうか」と問いかけます。
正しい答えを与える光ではありません。
本来の自分を思い出させる光です。
その光を受けている下層のターコイズは、
創造性とハートからのコミュニケーションを表します。
ターコイズは、
自分だけが持つ感性を、この世界で表現していく色です。
絵を描くことだけが創造ではありません。
誰かを励ます言葉。
心を込めて料理を作ること。
仕事に自分らしい工夫を加えること。
子どもと笑い合う時間。
そのすべてが、自分という命を表現する創造です。
B086では、クリアーがターコイズの上にあります。
光によって本来の自分を思い出し、
その自分を人生の中で表現していく配置です。
だからこのボトルは、
「個性を作る」ボトルではありません。
すでにあなたの中にある個性に気づき、
それを安心して生きられるようになるボトルなのです。
B086が育ててくれるもの
オベロンには、もう一つ大切なことがあります。
妖精の王は、森の命に命令しません。
「もっと早く咲きなさい。」
「もっと立派な花になりなさい。」とは言いません。
光があり、水があり、季節が巡れば、
花は自然に咲くことを知っているからです。
だからオベロンは、待ちます。
信じます。
見守ります。
B086も同じです。
「もっと頑張りなさい」と励ますボトルではありません。
「あなたは、あなたのままで大丈夫。」
そう伝えながら、
本来の自分が自然に現れるのを待ってくれるボトルです。
B086と共に暮らすということ
B086には、
植物やクリスタル、
色など、
自然界の生きているエネルギーが込められています。
このボトルを毎日身体に塗ることは、
その生きているエネルギーと共に暮らし、
自分の内側にある静かな声へ耳を澄ませる時間になります。
外の評価や期待を少し脇へ置き、
「私は本当は何を感じているのだろう」
「何を喜びとして生きたいのだろう」と、
自分自身へ戻る時間です。
ボトルを身体に塗るたびに、自分へ問いかけてみてください。
「私は今日、
誰かの人生を生きようとしていただろうか。
それとも、
自分だけの花を咲かせようとしていただろうか。」
そして、もう一つ。
「もし誰からも評価されないとしても、
私は何をして生きていたいだろう。」
その問いへの答えの中に、あなたの本当の道があります。
対応するポマンダーとクイントエッセンス
B086には、
対応するポマンダーとクイントエッセンスがあります。
P11 ターコイズポマンダーは、
内なるガイドとつながることを
サポートしてくれます。
自分だけの花を咲かせるための、
自分らしい表現を支えてくれます。
Q13 マハコハンは、
「内なる声―私は誰か」という問いを通して、
自分の内側とつながる
クイントエッセンスです。
自分だけの表現を見いだす力を、
より深いレベルで支えてくれます。
B086と共に用いることで、
自分だけの花を咲かせる力が、
より深まっていくでしょう。
まとめ
B086「オベロン、妖精の王」は、
人と違う人になるためのボトルではありません。
あなたという唯一無二の命を信頼し、
その人にしか咲かせることのできない花を、
この人生で美しく咲かせることを思い出させてくれるボトルです。
森には、一つとして同じ花はありません。
だからこそ、森は美しいのです。
あなたにも、この世界でしか咲かせることのできない花があります。
オベロンは今日も静かに微笑みながら語りかけています。
「誰かのように咲こうとしなくていい。
ただ、
あなたという命を、
心から咲かせてください。」
その言葉を受け取るとき、
自分を誰かと比べる人生から、
自分という命を喜んで生きる人生への扉が、
静かに開き始めるでしょう。
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