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[質問]
私は今まで2度、4本のボトルを選びました。
1度目は、1本目が55番(だったと思います)、2本目が86番でした。
このときは86番の意味だけをカウンセラーに教えていただき、それをずっと
使用していました。
2度目は、1本目が55番、2本目が43番でした。
このとき、「そういえば前回も1本目が55番だったような・・・」と思い、
55番の意味を調べました。
すると、その意味が私が常より「克服したい」と思っていることと重なって
いたので、(もちろん43番も86番もそうでしたが)1本目に同じボトルを選ぶ
のも理由があるかと思い、それをつけることにしました。
ところがつけ始めてすぐ、課題と思われる点が、おさまるどころか以前より
強く出るようになりました。
(気持ちが落ち着かない、簡単なことで以前より怒りを感じやすくなった、
理不尽な感情の発生など)
55番は、理不尽な怒りの解決やグランディングを助けるとありましたが、
これはどういうことなのでしょうか。
これを克服しなさい、ということなのでしょうか?
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[回答]
なるほど。第一番目に選んだボトルを最初に使っていくときには、こういうこ
とが往々にしてあるようですので、その覚悟を持って使う必要があります。
だから、ヴィッキーさんは二番目のボトルをセラピウティックボトルとして
最初に使用することを勧めているのです。
ヴィッキーさんがそれを原則としているにはわけがあるんです。
一番目に選んだボトルを最初に使うと、その作用が強烈にでることがあるんで
す。
ジェットコースターが好きで、刺激的な人生が大好きな人はそれでもいいです
けどね、
これ、ちょっと、あまりいろんなことが起こりすぎると、
ツーマッチになって、どうなってんのってことあります。
「ところがつけ始めてすぐ、課題と思われる点が、おさまるどころか以前より
強く出るようになりました」
55番のボトルは「キリスト」ですもんね。
あの方、どこかの寺院で机をひっくり返して怒りを持ってあばれた人ですから
ね。
でもそれは彼の慈愛の表現でもあったんですってことですけどね。
パッションのある人です。(「パッション」っていう映画見逃しましたが。)
レッドのエネルギーはあなたがプロセスを経ないで直接その本質に触れようと
したときに、まずそれを覆っていたネガティブな層のエネルギーを刺激して
しまうことがあります。
あなたの場合は、レッドの持つ「気持ちが落ち着かない、簡単なことで以前よ
り怒りを感じやすくなった、理不尽な感情の発生など」ということです。
非常にわかりやすい、典型的ケースです。
つまり、そこにいくまでのプロセスをすっとばしているからなんですね。
ヴィッキーさんのときはどうしていたか。
4本のボトルをみんな買って持って帰ったんですね。
そして、まず2番目に選んだボトルを使い、
それが使い終わると、3番目に選んだボトルを使い、
そして、4番目のボトル。
しかるのちに1番目のボトルを使ったんです。
そういうプロセスがあって、1番目のボトルを塗ると、
あなたは自分の本質と向かい合う準備ができるのですね。
今回のメルマガの最初の章で、内なる本質のイナーチャイルドは、
いろんなふうに傷つき、それを感じないようにするための防御のシステムを持
っているって書きましたけど、まず、そういう傷ついている部分、チャレンジ
となっている部分などをヒーリングしていくプロセスも必要なんですね。
そうしてのちにレッドの本質と向かい合えば、純粋なエネルギー、グランディ
ング、目覚めのエネルギーで生き生きとそのレッドの本質を生かすこともでき
るでしょうね。
でも、そのキリストのボトルは振るとピンクですね。無条件の愛。
そこで表面に現れてきた、怒りや理不尽な感情を、あるがままに抱きしめてい
くことができれば、それは大きなヒーリングになっていきます。
怒りや理不尽な感情は、子供の時からあなたの中に抑圧され隠されていたもの
なんですね。
だからそれが今、現れてきたのはいいことです。
無意識にあったものに意識の光を当てていく機会ができたのですから。
通常一番目の下の色がレッドだと、レッドのポマンダーを一緒に使いますが、
あなたのばあいは、ピンクのポマンダーを一緒に使うといいかもしれないです
ね。