オリーブグリーンのエンパワーメントがわかりません。 -オーラソーマで使われる用語に関する質問

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[質問]

オリーブグリーンのオーラソーマキーワードに「フェミニンリーダーシップ」
とありますが、グループ内の調和を大切にすることと理解しているのですが、
エンパワーメントのところがあまり理解ができません。
http://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-10761164407.html

どうして自分の価値を見いだすのが難しいのでしょうか?
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[回答]

このような質問は、内容をきちんと考えながら読んでいただいているということで、嬉しく思います。

オーラソーマでオリーブグリーンとしての色が現れたのは、オーラソーマの歴史でも比較的新しく、91番のボトル以降です。

それは、これまでの男性のリーダーシップの時代から女性のリーダーシップの時代への移行というテーマとしてのボトルだったのかもしれません。

それはこれまで競争原理や戦争などの争いが支配していた男性社会の原理から調和と協調、共創、つながりを原理とする女性社会への時代の移行を象徴しているのかもしれません。

そこで大切なことは、これまでの男性原理の社会のなかで虐げられてきた女性であるということに価値を見いだしていくことです。



先月、バリ島に行く機会があり、そこで出会った人と話していて、新しく子供が生まれたのだけれども三人目の女の子だということで、「男の子が欲しい。バリでは家系は男性が継いでいくので男性が生まれることが非常に重要なんだ」と言っていました。

それは日本でも同じような傾向がありましたし、西洋社会をはじめとする多くの国々でも同じようなことがありました。そして、現在もそのような傾向があるでしょう。
歴史のなかでも、男性社会においては女性は所有物扱いされていたような時代もありましたし、社会の中なかでの地位も選挙権も認められていない時代もありました。

今では男女平等となり、ウーマンリブの運動などにより、むしろ女性の方が力強くなり、男性は草食系と言われひ弱になりつつさえあります。

ウーマンリブの間違いは、これまでの男性社会から女性に力を取り戻そうということから、女性が男性化し、男性のまねをしたことだと思います。
それは女性であることそのものに価値を見いだそうとすることとは、微妙に違うところがあったように思います。
女性は男性のようになるのではなく、女性は女性らしくあることに価値があるのであり、また男性は男性らしくあることに価値があるのだと思います。

そこで、オリーブにおけるエンパワメントです。

エンパワメントというのは、辞書的な意味では「権限を与えること」というふうに訳されたりしますが、ここでは価値を認め、見いだすことを意味します。

イエローは個人であることのパワーを意味します。
グリーンはスペースという意味があります。あるがままであることを受け入れる、あるがままを愛するということと関連しています。

オリーブグリーンは、カラーローズを見るとわかるように、そのイエローとグリーンの中間に位置しています。
http://aura-soma.co.jp/intro/color_language/

したがって、オリーブグリーンは、あるがままの個人(イエロー)であることをそのままに、あるがままに認め、受け入れていく(グリーン)ということです。
男性であれば男性であるように、女性であれば女性であるように、それぞれがそのままのあるがままでいて、価値があるということを認めるということです。
それがオリーブグリーンのエンパワメント。
価値を見いだしていくということです。

そして、それぞれの色にはギフトの側面とチャレンジの側面があります。

ギフトの側面は、その色本来が持っている本質的な質です。
オリーブグリーンで言えば、自分の価値を見いだしていく、ということがそのひとつの意味です。

チャレンジとなるのは、その本来の色のエネルギーが多すぎるか少なすぎるかして、そのエネルギーのバランスが崩れているときです。
オリーブグリーンで言えば、その価値を見いだすのが困難になっている可能性がある、ということです。

つまり、オリーブグリーンはそのギフトの側面として価値を見いだしていくということですが、チャレンジとしてはその価値を見いだすことが難しい、という意味になります。

オーラソーマは、それらのエネルギーのバランスをもたらすように作用します。

例えば、2番目のボトルにオリーブグリーンの色があった場合に、その人は自分の価値を見いだしにくいという傾向があり、このオリーブグリーンを使っていくことで、自分の価値を見いだしていくプロセスをサポートするボトルになるということになります。

長くなってしまいましたが、少しはヒントになりましたでしょうか?

ご自分で考えていくヒントにしていただければと思います。