「水とオイルについて」文殊さんのご意見を。-オーラソーマボトルに関するその他一般的疑問

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[ご質問]

「水とオイルについて」

コマラのサウンドのコースに参加していた時、文殊さんが
「水とオイルと生命の始まりについて」を語っていたと思います。
それをきいて、感動したものの記憶は彼方へ。
ぜひ、文殊さんに語っていただきたいです。
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[回答]

文殊さんにこの質問を送って、回答をお願いしましたところ、以下のメッセー
ジが届きました。

        …………○…………○…………○…………

おひさしぶりです……お尋ねの件ですが、ここで少しお答えしてみようと思い
ます。

周知の通り、いのちは水の中から誕生してきました……すべてが溶け合い、ひ
とつであるところの大洋は、青のスペクトルに満ちています。イルカたちが遊
泳している海の深さは青で満たされ切っているのです。

この地球上の生命もまた、その青き水の中から誕生してきました。ところが、
水で満たされたすべてひとつの空間のなかから個体生命が生まれ出てくるため
に、原初の生命は、水を二つに分けなければならなかったのです……つまり細
胞膜の創造です。なぜなら、そうしなければ個体生命の物質的な形が保てない
からです。

では何をもって膜を構成したかというと、油で仕切ることを選択したのです…
…なぜなら、水を二つに分けるには、まるで水と馴染まず、水と反発し合うも
のを用いる必要があったからです。

そして植物の油であれ、動物の油であれ、身の回りにある油をよく観察してみ
ると、どれもがペールイエローに輝いているのがわかります。生命の母胎であ
る無限なる青き水は、こうしてイエローの油によって二つに分たれたのです。
水を二つに分けるとは、まさに、こうした個体生命誕生の根幹に関わるできご
とだったことを心に留めておくことは大切です……

「水を分けなさい、わが子よ」

オーラソーマ誕生にあたって、ヴィッキー・ウォールに連夜に渡って高次の次
元から臨んだこの言葉は、まさにこうした生命誕生の秘儀を打ち明けてもいる
のです……

けれどもこうして無限なる海から生まれてきた原初の生命は、常に崩壊して、
もとの水へと回帰する宿命にさらされつづけたのです。限界なきものに、ひと
つの仕切りを設けたのだから、これはいたしかたないことなのですが、そこで
生命はさらなる智慧を編み出してきました……

それが植物のなかにある色素群なのです。細胞膜内の脂質成分の中にあって、
この膜が壊れないように守っているものがあります……筆頭は老化制御のビタ
ミンとも呼ばれているビタミンEなのですが、カロチノイドと呼ばれる色素群
もまた大切な守り手であり、カボチャやニンジンを黄色やオレンジ色に発色さ
せているβカロテン、αカロテン、トマトの赤を発色させているリコピン、マ
リーゴールドの鮮やかなイエローゴールドを発色させているルテインやゼアキ
サンチンなどは、すべてこのカロチノイドの仲間たちなのです。

おそらくこんなことを語ったように思うのですが、いかがでしょうか。
まだ足りないものがあるでしょうか?

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ちなみに今回回答していただいた文殊さんのブログは、下記の通りです……
http://plaza.rakuten.co.jp/heartoflife/