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巻頭エッセイ


第36号 生命の木 その6

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■ 1. 生命の木 その6
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生命の木には4つの世界があります。

アツィルト(原型、流出界、火の元素)、ブリア(創造界、風の元素)、イエ
ツラー(形成界、水の元素)、アッシャー(物質と行動の世界、地の元素)。

http://therapy.tunerz.net/image/tree/4flore.gif

これはどういう意味なんでしょう?

ものごとの実現には、まだ目に見えない、ひらめきのような、あるアイデアの
原型のようなものから流出してきて、そこからクリエイティビティによって創
造的アイデアがわき出て、それが形を形成して具体的な設計図となり、その設
計図から具体的な建物が建てられる、というようなイメージがわきますね。

しかも、これらの要素は4つに分断されているのではなく、相互に浸透しあっ
ているのですね。

火と風と水と地。
火は風によって燃え立ち、熱(エネルギー)は空気に伝わり、その空気 (H2の
水素とOの酸素)から水(H2O)が生成され、それが大地に伝わり植物の滋養とな
り動物などの生命を潤すように、すべては関連しつつひとつなのです。

生命の木でも、それらは4つの階層となりながらも、それぞれ関連し、つなが
っているのです。

http://therapy.tunerz.net/image/tree/golden.gif

人間では、これらの4つの階層はスピリット(霊、精神)、知性(頭)、感情
(心)、肉体(内臓、物質)の世界と対応しています。

相対的な世界にはそれらの4つの要素があり、それらのバランスを取る必要が
あることをこの生命の木は教えてくれます。

よく、ものごとを実現するにおいては、「思うことは実現する」といいますが、
これは知性や思考の次元でのことを言っているのですね。

そして、それには感情を伴う必要があるわけですね。
それが「わくわくすること」をすればいい、なんていうような言い方で表現さ
れています。

「思う」と同時に「わくわくする」ことが必要なんですね。
思考に感情が伴う必要があるわけです。
イメージと想像は、この感情を伴わせるために役に立ちますね。

しかし、それらが本当に実現して成功するためには、単にエゴの思いや欲望か
らだけのものではなく、同時にスピリットとつながったものである必要がある
んですね。

オーラ・ソーマでは、スピリットはバイオレットで表されていますが、バイオ
レットが「奉仕」、と言われているのは、このスピリットの世界においては、
自分自身の才能を生かし、自分の思いを実現し、好きでわくわくすることが、
同時に多く人にも役に立つ必要がある、ということを言っているのでしょう。

スピリットというのは見えない世界からのものでもあるんですね。
瞑想の世界、右脳、ないし直感の世界とつながったものでもあるわけです。

このスピリットの世界、アツィルトの世界というのは、ケテル、コクマ、ビナ
ーのスパーナルトライアングルの世界であり、無の絶対の世界から有の相対世
界が顕現するところなわけで、いわゆる神の世界でもあり、あるいは瞑想や神
秘体験の世界、体験することでしか伝えられない世界であるわけですね。

本や言葉では伝えられない世界でもあるわけです。

このことは、この肉体の世界、目に見える物質の世界は常にこの目に見えない
世界とつながっているのだということを思い出させてくれますね。

そしてそれらの4つ要素にも目覚めていき、バランスを取ることが、自分の内
側のスピリチュアリティにも目覚めていくことにもなっていきます。

この物質世界に生きながらも、実はそこには目に見えないエネルギーがあり、
見えない世界が浸透しているのですね。

ポマンダーの動作の中で、頭の上で両手をあわし、「上にあるがごとく下にも
ありますよう」にという言葉とともに、あわせた両手を第三の目を通って、の
どのチャクラまで下ろしていきますが、それは、このアツィルトの世界を下の
方の世界に伝えていく動作でもあるわけですね。


もう少しオーラソーマについて知りたい方は、
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