B059 レディ ポルシャ—オーラソーマとタロットの旅:563w号
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■ 1.今週のボトル(小アルカナの旅):
B59 Lady Portiaa(レディポルシャ) (2015,4/15)
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このコーナーでは、毎回「カラー・メッセンジャー」と呼ばれる
「イクイリブリアムボトル」の1本を取り上げ、そのボトルについ
て考えてみています。
今週のボトルとして今週のあなたのテーマとして感じていただくの
もいいでしょうし、あなたがそのボトルに出会ったときに、そのボ
トルの基本的メッセージを読み解くヒントにしていただければ幸い
です。
でも実際は、ボトルを手にとって、見て、感じていただくのがいち
ばんです。
「ボトルたちは内に書物を秘めています。それを読んでください。
そして、それがついにはあなたの前に掲げられた鏡となることを知
ってください。そして、奇跡を起こすのはあなたなのです」
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』
ヴィッキー・ウォール より
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B59 Lady Portiaa(レディポルシャ)
http://www.aura-soma.co.jp/products/equi/B059.html
ペールイエロー/ペールピンク シェイクすると:ペールイエロー
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メインテーマ:正義と識別
アファメーション:
私は生命の法則を理解し、そして私は成長します。
ヴィッキーさんのキーワード:偉大な喜びと幸福の潜在的可能性
生命の木に対応するタロットカードは
「スウォードの6(Six of Sword)」です。
http://artbeing.com/aura-soma/reading/tarot-B059.html
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今回のボトルは、レディポルシャ。
http://www.aura-soma.co.jp/products/equi/B059.html
上がペールイエローで、下がペールピンクのボトルです。
イエローは知性を表し、ピンクは愛を表すので、知性と愛のボトル
といってもいいかもしれません。
「智に働けば角が立つ」と、夏目漱石の草枕の冒頭にあるように、
知性というのは使い方を誤ると、角が立って、世知辛い人生になっ
てしまいます。
知性はものごとを分析したり、判断したりすることに使いますが、
両刃の刃で、人をジャッジすることに使うと、自分にもそのジャッ
ジしたことが還ってきます。
また逆に、自分をジャッジする目は、同じ目で人のこともジャッジ
しているものです。
人に厳しく自分に優しい人、人に優しく自分に厳しい人など、いろ
いろタイプはあるようですが、自分がどういうジャッジの眼鏡をか
けて世の中を眺めているのかに気づく必要があるようです。
このボトルを表す格言として「自分がジャッジされないために、人
をジャッジするなかれ」という言葉があります。
レディ・ポーシャはシェークスピアのベニスの商人に登場するポー
シャのことで、「肉は切り取ってもいいが、契約書にない血を1滴
でも流せば、契約違反として全財産を没収する」という大岡裁きで
アントーニオを救ったことで有名ですが、このボトルのメインテー
マ:正義と識別は、このストーリーを象徴しています。
ジャッジする時にはご用心。
このボトルの生命の木に対応するタロットカードは「スウォードの
6(Six of Sword)」です。
http://artbeing.com/aura-soma/reading/tarot-B059.html
例によって「カードを拡大」のボタンをクリックすると、この画像
が画面に大きく表示されます。
スウォードは風の元素のシンボルで、さまざまな思考の状態と使い
方を表します。
このカードは、正しく識別し、正義のたびのジャッジをすることを
表しています。
同時に、自分にやさしく、愛と許しをもって接することも表してい
ます。
誰しも完璧であろうとし、あるいはさまざまな失敗に自分を責めが
ちですが、完璧であることを過度に求めるのではなく、自分にも人
にもやさしくありましょう。
ポーシャは、そのような女性でした。
レディ・ポーシャは、右手にその正義を表す天秤を持っています。
その天秤には、死者の心臓と羽根が天秤にかけられています。
彼女の前面に、エジプトの神話に登場する、死者を冥界へと導く犬
の姿をしたアヌビスが描かれています。
生前の行いの正邪を見極める場所では、審判者のオシリスらに対し、
死者自身による弁明が行われ、その言葉に偽りがないか調べられま
す。
その際に、死者の心臓と「マアトの羽根」と呼ばれるものの重さを
比べるために、秤に死者の心臓を乗せる役割をつかさどったのがア
ヌビスです。
自ら顧みて、正直に、誠実に、身も心も羽よりも軽くありたいもの
です。
このポーシャの持っている天秤には、死者の心臓の代わりに、彼女
自身の姿が描かれ、自分の心を観ているのでしょうか?
「チベットの死者の書」でも、仏教の教えでも、地獄の閻魔さまは
アヌビスのような役割を担っているわけで、臨死体験の手記を読ん
でも、死ぬ間際には、これまでの一生を走馬灯のように見せられる
そうで、これは万国共通の風景のようです。
ポーシャの背後には慈悲の雨が降り、胸には六芒星、ダビデの星が
輝いています。
六芒星は陰と陽、光と闇、プラスとマイナス、上昇と下降、男性性
と女性性といった相対するエネルギーの調和を表しているとされて
います。
バランスをつかさどるハートに、その六芒星が輝いています。
自分にとってのカードの意味を探してみてくださいね。
それではいい一日を。
尚 記
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瑞穂 さん
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B72のピエロのボトルを、オレンジのポマンダーとレディポル
シャのクイントと一緒に使っているとき、隣に置いているB59
がよく変化しました。
朝起きると、上層の黄色が白く濁ったり、かと思えば、またイエ
ローのクリアに戻っていたり。
気分屋のように、よくコロコロと変わっていました。
他のボトルが無反応なのを見ると、余計にこのボトルが必死にな
にかを訴えているように見えました。
私は学業を優先させるために、思春期に家族と離れてひとり、頼
れる人のまったくいない環境で暮らしはじめました。
授業についていくだけで精一杯で、でも、進学を勧めたのが父で
も、選んだのは私だからと我慢して、若い女の子らしい楽しみを
犠牲にして学業に打ち込みました。
せめて親には認めてもらいたいと思っていたのに、夏休みに実家
に帰ると、学校でどれだけ学んだのかを父にテストされていまし
た。
学校でもテスト、家でもテストで、いつも息が詰まっていました。
そういった状況が苦しくて父に相談をしても、「おまえは○○だ
から・・・もっとこうしなきゃ」とばかり言われていました。
私には厳しい一方で、成績も悪く、ゲームばかりして、家事もい
っさい手伝わない兄には、なにも言いませんでした。
それがすごく理不尽に思われて、
「長男だからいいのか? 男ってそんなにエライもんなのか?
お父さんは、いつも女は男に劣るようなことを言っているくせに!
あの兄のどこが私より優れているって言うんだ?」と、怒りでい
っぱいになりました。
その怒りがあまりに激しく、行き場がなかったので、人を批判的
に見るようになっていきました。
でも、私が本当に感じていたのは、
「優秀じゃなくちゃいけないの? 優秀じゃなきゃ、愛してもら
えないの?」と、いうさびしさでした。
「たとえ優秀になって人の注意を引きつけても、それは愛じゃな
いし、そもそも愛っていうものは比較するものじゃない。
甘やかすことが愛じゃないのと一緒だ。
若いとき、父に認められたい、愛されたいと願っていたけれど、
そもそも父自身が愛がなんなのかを知らなかったから与えること
ができなかったんだ」と、気づいたときからレディポルシャのボ
トルがくもることはなくなりました。
きっと、「批判的な物の見方が、あなたの思考をくもらせていま
すよ」とボトルは言いたかったのだと思います。
そして、今度は上層のペールイエローと下層のペールピンクがど
んどんと濃くなっていって、イエローとピンクになりました。
まさにB22の「再生者のボトル/目覚め」の色合い。
なにか意味があるのかしら? と調べてみると、「特質」の欄に
そのとき使っていたピエロのボトルのアファメーション:「はっ
きり言っておく。子どものように神の国を受け入れる人でなけれ
ば、決してそこに入ることはできない」 と同じ文面を発見。
すごいシンクロに笑ってしまいました。
レディポルシャって、おしゃべりが好きなボトルなのかしら?
と思いました。
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すばらしいレディポルシャの気づきと解説を、ありがとうございま
す。
マリアマト さん
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レディポルシャ。
自分のなかの深い部分にあるようで、実は遠ざけていたボトル。
がんばってしまう自分を手放したはずなのに、子どもを妊娠する
ことを決めてから向き合わざるを得ないと感じ、友人の勧めもあ
り使ってみました。
両親のバースボトルの合計であることから、使うことにしました。
結婚のパートナーになかなか出会えない理由が、父親との関係性
にあると分かっていたので、父親との深いカルマの解消がさらに
進んでいます。
問題より、解決するために、自分を深く受容してきました。
レディポルシャがバランスしてくれたのは、厳しくジャッジされ
てきた、それにより自分もジャッジしてきたことへの厳しさや、
自己価値を低くしていたのは、家系のカルマの影響もありました。
このテーマから感情が解放されたので、私自身が深く癒されまし
た。
あと少しで終わりますが、我慢や抑えていた感情を手放す経験を
さらに背中を押されております。
ありがとうございます
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レディポルシャのテーマは深いですよね。
レディポルシャの体験をありがとうございます。
尚 記
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