B041 叡智のボトル—オーラソーマタロットの旅:443w号
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■ 1.今週のボトル(オーラソーマとタロットの旅):
B41 Wisdom Bottle / El d’Orado
(叡智のボトル / エルドラド(黄金郷)) (2012,12/26)
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このコーナーでは、毎回「カラー・メッセンジャー」と呼ばれる
「イクイリブリアムボトル」の1本を取り上げ、そのボトルについ
て考えてみています。
今週のボトルとして今週のあなたのテーマとして感じていただくの
もいいでしょうし、あなたがそのボトルに出会ったときに、そのボ
トルの基本的メッセージを読み解くヒントにしていただければ幸い
です。
でも実際は、ボトルを手にとって、見て、感じていただくのがいち
ばんです。
「ボトルたちは内に書物を秘めています。それを読んでください。
そして、それがついにはあなたの前に掲げられた鏡となることを知
ってください。そして、奇跡を起こすのはあなたなのです」
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』
ヴィッキー・ウォール より
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B41 Wisdom Bottle / El d’Orado
(叡智のボトル / エルドラド(黄金郷))
http://www.aura-soma.co.jp/products/equi/B041.html
ゴールド/ゴールド シェイクすると:ゴールド
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メインテーマ:同化
アファメーション:私は、虹が生まれる金の壷を探して見つけます。
ヴィッキーさんのキーワード:
カップはあふれている・・・あらゆるレベルでの知恵の真髄
生命の木に対応するタロットカードは
「カップの10(Ten of Cups)」です。
http://artbeing.com/aura-soma/reading/tarot-B041.html
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クリスマスも終わり、あとは除夜の鐘、そして新年を待つばかりと
なりました。
今年は、みなさんにとってどのような年だったでしょうか?
そしてまた、来年はどのような年にしていきたいのでしょう?
ゆく年、くる年、とはよく言ったもので、今はちょうどその境目に
あたります。
今は大きな時代の変わり目でもあり、政治的、経済的な大きな変革
のときであるとともに、人間の意識や価値観も大きく変わってきて
いる時代でもあります。
2000年問題やノストラダムスの予言、マヤ暦の終わり、という
ことを契機に世紀末だとか、世界が終焉など、さまざまなことが言
われつづけていますが、この世界は終焉することなく存続し、この
世界、この時代をどのように生き、自分の人生をどのように生きて
いくのかということは、毎日切実な問題としてあります。
そのようなときに、ふと立ち止まって自分自身を振り返り、自分自
身を映しだす鏡としてオーラソーマというシステムがあり、古くか
らの知恵として、タロットというシステムも存在しているのでしょ
う。
それでは、今日のオーラソーマのボトルとタロットは、どのような
メッセージを私たちにもたらしてくれているのか、見ていきましょ
う。
今日はB41 のボトルです。
上下ともにゴールドの色で、叡智のボトル 、またはエルドラド(黄
金郷)という名前がついています。
オーラソーマで教えている色の意味でいうと、ゴールドはイエロー
とオレンジの合わさった色で、イエローの知性とオレンジの直観、
感情(フィーリング)が合わさり、直感的知性、内なる知恵、とい
う意味があります。
外側からの知識や頭の知的な知性ではなく、より内側のフィーリン
グにつながった、内側にそなわっている知恵と関連しています。
(カラーローズについては、ここを参照してください:
http://aura-soma.jp/basic/dtl_167.html )
そして、ゴールドの色からは黄金、豊かさや黄金郷というイメージ
がやってきます。
仏教でも浄土は黄金で色どられていたりしますし、仏像も黄金に輝
いています。
金色に輝くというのは、まさにそういう内なる叡智が輝くというこ
とであったり、私たちをそういう浄土や幸せな世界、理想とする世
界に導いてくれるという象徴なのかもしれません。
みなさんにとって、そういう理想的な世界、自分が幸せになれる世
界というのはどのような世界なのでしょうか?
その世界が今回の41番で表わされている世界でもあります。
例によって、41番のボトルの生命の木に対応するタロットカード
を見てみましょう。
「カップの10(Ten of Cups)」です。
http://artbeing.com/aura-soma/reading/tarot-B041.html
「カードを拡大」というボタンをクリックするとカードが画面に大
きく表示されます。
ゴールドを背景に虹が円形にかかっていて10のカップが円形に並
んでいます。中心の白い鳩がオリーブの枝をくわえて羽ばたいてい
ます。
その中心から白い光線が四方八方に放射され、虹の下では子供が楽
しげに縄跳びをして、両親が赤ん坊を抱き、老人が杖をついて椅子
に座り、暖かいまなざしでその様子をながめている様子がうかがえ
ます。老若男女、家族の幸せが描かれているようでもあります。
カードの絵のシンボルを見てみましょう。
カップの10。
カップは水のシンボルで、存在における感情の側面を表します。
10というのは、すべてが満たされた状態、充足を表わすので、こ
の場合は感情の充足、すなわち愛が満たされた状態、心が満たされ
た状態を象徴しています。
虹は自己実現による充足と繁栄を表わしています。
虹色の人生というように、人生のすべての側面で夢が満たされてい
ます。
同時にその虹のもとに描かれた人々の姿は、男女の愛、家族の愛、
私たちが愛から生まれて愛のために生きているということを表して
いるようです。愛と生と光が充満し、放射されています。
日常のごくありふれた光景のなかにも、そこに愛があれば、至福の
幸せがあるということなのでしょう。
また、このタロットカードは、生命の木では「マルクト」というい
ちばん下のサークルに位置しています。
カバリスト(カバラの修行をする人)の修行では「マルクト」にお
ける「水」(カップ)の段階は、地上において修行者が精神的充足
を得る段階で、人間の「至福」を示すのだそうです。
つまり、精神的な充足と至福を表わしているともいえます。
ちなみに、「生命の木とオーラソーマ」についてはここに説明があ
ります。
http://aura-soma.jp/basic/dtl_373.html
http://aura-soma.jp/basic/dtl_371.html
http://aura-soma.jp/basic/dtl_372.html
鳩は平和の象徴であり、オリーブをくわえた鳩は、ノアの箱船の洪
水があったときに、近くに求めていた陸地があることを知らせに来
た鳩でもあります。
そのような理想郷をめざして私たちは人生を生きています。
でも、それは日常のなかで家族や愛する人との愛をはぐくむことの
なかにあるとこのカードは言っているようでもあります。
エルドラド、黄金郷というのは大航海時代にスペインに伝わったア
ンデスの奥地に存在するとされた伝説上の土地とされていますが、
それと似た言葉に桃源郷、というのがあります。
陶淵明の『桃花源記』が出処になっているとされていますが、ここ
でおもしろいのは、この桃源郷はこの地上のどこかにあるのではな
く、すでに人々の心の内にある存在を、詩的に具象化したものであ
るされるところです。
つまり、それは心の奥底に存在しているものであって、心の外に求
めて探すとかえって見出せなくなるというのです。
オーラソーマでは、ゴールドはちょうどおへそのあたりの奥にある
領域だとされています。ちょうど肚(ハラ)のあたりです。
オーラソーマではインカーネショナルスターと呼ばれるところで、
魂が転生してきて、この世で生きるためのプログラムが蓄えられて
いるところと考えています。
つまり、人間はすべての可能性の種を内側に宿して生まれてくるの
であり、そこに愛と意識をもたらすことによって、その種が育ち、
幸せな黄金郷を創りだしていくことができるのです。
その可能性を、このカードは私たちに見せてくれているようです。
エルドラド。
この黄金郷を私たちひとりひとりが身近な日常生活、家族や身近な
人間関係のなかに作り上げていくこと。そして感情的、精神的に満
ち足りた生活を送ることが、すなわち黄金郷を生きることになるの
でしょう。
それはどこか遠い国にあるのではなく、自分のなかにすでにあるも
のであり、それを見いだしていくことが内なる知恵を輝かせていく
ことでもあるのでしょう。
来年がみなさんにとって内なる知恵を輝かせ、黄金郷に生きる素晴
らしい人生となりますように。
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金 若葉 さん
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久しぶりの投稿に胸が踊ります。
楽しめる状況に最近、やっとやれました。
というかオーラソーマは大好きでずっと片時も、ここ何年もたく
さんのコースに参加したり、プロダクトを使ってたくさんワーク
してきました。
ただ時にはどうにもならない壁にぶつかり、壊したこともありま
す。
今思えば、わざわざそんなことしてまで自分を苦しめなくても良
かったなと。
例えるなら、壁を越えるとかの発想が全くありませんでした。
また同時に自分のパターンにも気付き、ほんとに今振り返ること
ができました。
そしてまた、同じ時期、2012年のティーチャーシークエンス
をデヴオーラで迎え、今思えば、ほとんど気持ちだけで(勢い)
だけで参加してたような気がしますが、T1コース5日目ぐらい
だったかと思います。
コテージに帰り、眠る前、思いつきでベットの上でタロットカー
ドを全部ばらまいて一気にひとかたまりをエイって感じて、一枚
のカードを引くとB41でした。
そして枕の下に寝て、翌朝友人にその話をしたら、さらっと「昨
日、割れたんだよ。コースしてる奥の部屋で夕方に」
驚きました! 知らなかったので。
その時間はコンサル練習で別部屋にいたので、ボトルのエネルギ
ーとの面白い共鳴経験でした。
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自分のなかの黄金郷に気づくようにと教えてくれているのかもしれ
ませんね。
そうしたとき、その壁も実は自分が創りだしていただけかもしれな
い、と気づくことができるかもしれません。
自分のパターンに気づいたとき、壁はすでに越えられていることに
もなるでしょう。
尚 記
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