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魂のセラピー
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■ 1.魂のセラピー
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オーラソーマは「無理強いしない魂のセラピー」です。
オーラソーマの本質を一言であらわすとすれば、
こういうふうに言えるのではないかと思います。
でもこれは人それぞのオーラソーマがあっていいと思うので、
回答はひとつではないでしょうね。
ある意味で、オーラソーマには正解も誤りもありません。
別のいい方をすればあなたの内なるガイドにしたがったことが正解です。
自分にとってのオーラソーマがあるだけでしょうね。
とはいっても、オーラソーマが本来伝えようとしている基本はあると思うので、
できる限り、ヴィッキーさんから私なりに受け取って、基本として理解してい
ることをお伝えしようとしています。
みなさんにとってのオーラソーマとは?
ということを考えていただけるきっかけになればいいですね。
さて、では・・・無理強いしないって、どういうこと???
これ、ノン・インツルーシブ(non-intrusive)っていう英語を直訳したら、
そういう意味になるですけどね。
要するに、「自分で選ぶ」ということです。
でもそれがオーラソーマではとっても大切なんです。
そこにふかーい意味があるんです。
オーラソーマのコンサルテーションは
自分で4本のボトルを選ぶことから始まります。
そしてそのボトルを自分で自分に塗ってつけていく・・・
それがすべてです。
え?それがすべて?
ちょっとまってよ。
コンサルテーションで言われることは?って思うでしょ?
だって、コンサルテーションだけ受けて、ボトルを使わない人いますものね。
インターネットでも、ボトルを選んで、リーディングできたりしますよね。
女性のみなさんは占いがお好きなようで、
オーラソーマも占いみたいなもんでしょ、
って思って、カラー診断、とか、あなたのボトルのメッセージ
とかを読んだりしますよね。
それはそれでいいんですけどね。
でも、この自分で選ぶってところが、精神分析とか、心理判断とか、占い、
とかと違うところなんですよ。
オーラソーマのコンサルテーションは、その人が選んだボトルを、
その色の言語とボトルのメッセージとかをベースにしながら、
その人にとってのボトルの意味を翻訳してくれるんです。
だから主役は、あなた。
ボトルを選んだあなたなんです。
プラクティショナー(コンサルタントをする人)は翻訳者。
だからオーラソーマのボトルはあなたを映し出す鏡です、というのです。
「あなたが選んだ色があなたなのです」
精神分析とか占いでは、あなたに選択権はありません。
精神分析医があなたを診断します。
お医者さんはあなたよりえらい人なのです。
占いでは、占い師があなたを診断します。
占い師があなたにわからない未来を知っているのです。
あなたにはわからないので、あなたのことを診断してもらったり占ってもらう
のです。
そうではないですか?
だから治してくれるのはお医者さんであったり、
未来のあなたがどうなるかは占い師さんのほうがあなたよりも知っている
って思っているわけです。
でもオーラソーマではそうは考えません。
あなたが誰よりもあなたのことを知っていると考えます。
あなたがあなたの健康や人生や未来についても責任があるのです。
あなた自身があなた自身を愛していくことができるのです。
あなたがこの人生を選んで生まれてきて、
あなたがこの人生のチャレンジから学ぶべきものを学び、
あなたが自分の人生をよりよく生きていくことをケアーしていく。
そしてあなたにはそうしていく能力も備わっている。
オーラソーマでは、そのようにあなたを信頼しています。
そしてオーラソーマはそのようにあなたが生きていくことを
サポートしていくツール(道具)なのです。
これって、すごいものの考え方の変化なんですよ。
よーく考えてみて下さい。
自分がどういうものの考え方でまわりを見ているか?
今までどういうふうに教えられてきているか。
どういう条件づけがあるか。
そういうことに無意識である限り、同じ人生を繰り返していきます。
自分の手に自分の人生をとりもどし、
自分の人生に自分で責任を持つ。
自分の人生を誰かのせいにしてませんか?
自分がこうなったのは両親のせいだとか、
誰かのせいで自分の人生はこうなったとか。
そういうことに光をもたらす、意識をもたらす
っていうことがオーラソーマでしていることだと思います。
それが「自分で選ぶ」ということの意味なんです。
だからといって誤解しないで下さいね。
お医者さんがいらないといっているわけではないですからね。
必要なときにはお医者さんの診断も治療も必要ですし助けになります。
でも最終的には自分が治すんだと思います。
自分の細胞や治癒力が自分自身を治しているんですね。
だって、手術しても、身体に治癒力がなければ
手術の傷口さえもなおらないですからね。
身体そのものが自然の奇跡ですよね。
そういう奇跡を自分は持っているってことだけでも驚きですよね。
ましてや人間はもっとも高度な意識をもっているわけですからね。
その最大の可能性がブッダとか禅マスターなどの悟りを得た人であり、
最悪のケースが、ヒトラーや戦争を起こしている人たちでしょうね。
意識の開花と意識の悪用(ないしは無意識)。
でもその両方の可能性を私たち人間は持っているということでしょう。
それはともかく・・・
オーラソーマに話題を戻しましょう。
それが「自分で選ぶ」ということの意味なんです。
では、誰が選ぶんでしょう?
え?選ぶのは自分でしょ?って思うでしょ。
でもそのボトルを選んでいる自分って、誰なんでしょう?
ボトルを選ぶのは、その104本のボトルを目の前にして、
そのなかから惹かれるボトルを選ぶわけですが、
そこで不思議なことが起こります。
なんかボトルが語りかけてくるんですね。
私を選んで!ここに私がいるのよ!って。
あるいは・・・なぜか知らないけど、このボトルが気になる。
普段こんな色好きじゃないのに・・・なぜか選んでしまった・・・
ボトルを素直に見て、何も考えずに、
ただそのボトルを見て選んでいくんですね。
これは右脳の直感を使いながら選んでいくことになります。
「あなたが無人島に行くとして、一本だけ一緒に連れていくとしたら
あなたは、どのボトルを連れていきますか?」
というふうに思いながら選ぶといいですね。
ところが・・・ボトルの意味を知ってしまった人は・・・
あのボトルはこういう意味で、この色はこういう意味だ・・・
今日はこの意味のボトルが欲しいから、これにしよう・・
オレンジに惹かれるんだけど、ショックボトルだから、
トラウマがあるって言われそうだからやめよう・・
コーラル・・・報われない愛・・・
彼氏に振られそうだから選ぶのはよそう・・・
なーんていうふうに選ぶと、
これ、左脳のマインドから選ぶことになってしまいます。
それでは魂のセラピーにならないんですね。
マインドのセラピーになっちゃいます。
でも、それで楽しめる人はそれで楽しんでいいと思いますけどね。
人それぞれの楽しみ方があっていいと思いますから。
今日は感じるというオレンジのジュースが必要だわ、
オレンジのボトルで元気出しましょ。
愛を内側に感じるためにコーラルの助けを借りましょ。
なんていう使い方もありますね。
自分に必要な色を自分にもたらすという意味では、
そういう使い方もできますね。
でも、ここでは、本来はこうなんです、ってことをお伝えしています。
魂のレベルで選ぶためにはただ直感に任せて、
素直に自分が惹かれるボトルを選びます。
そうすることで、そのボトルがあなたの魂を映し出してくれるのです。
魂、それは超意識っていってもいいですけど、
その部分のあなたがボトルを選んでいるんですね。
意識的マインドではない部分でボトルを選んでいるんです。
意識的マインドを越えたあなた。
(っていうと、それって何?っていう疑問を持つ人もいるでしょうが、
それはまたお話しすることもあるでしょう、そのうち・・・)
だから魂のレベルで選んだボトルを
意識的な部分で理解していくために
コンサルテーションをしていくわけですね。
あなたの魂、ないし超意識が選んだものを
意識的マインドで理解していくための翻訳者が必要なわけです。
これがオーラソーマのプラクティショナーの仕事ですね。
だから、オーラソーマのプラクティショナーの人がこういったからと
いっても、それを信じ込む必要はありません。
それは翻訳のひとつのありかたです。
あなた自身が、自分はそうは思わない、って思えば、それでもいいわけです。
どちらが正しいとか間違っているというわけでもないんですね。
ただ自分の内なるガイドを信頼することが正しいんです。
学校教育では、マルかペケか。
どちらかが正しければ、どちらかが間違っているって
教えられてきていますよね。
でも人生では何が正解かなんてわかりませんよね。
それはその人の生き方の問題なわけですから。
そこから自分自身にとって必要なものを学んでいくでしょう。
例えば、コンサルテーションでのことをいうと、
4本選んだうちの2本目のボトルを身体につけるように勧められたとしても、
あなたは、いや、どうしても3番目を身体につけてみたいと思えば、
そのようにしてもいいわけなんです。
おそらく、プラクティショナーの人も、
あなたの意思を尊重してくれると思います。
オーラソーマの大原則がここにあります。
「大いなるガイドはあなたの内側にあります。」
あなた自身がすべてを知っているのですね。
あなたはそのことを信頼し、そのことに責任をとるのです。
オーラソーマはそのことに気づくことを助けてくれる道具です。
次回は、じゃー、4本ボトルを選んで、それらがどういう意味があるのかって
いうことについて書いてみましょう。
その前に、そもそも魂ってなんなの?
そもそも魂ってあるの?
っていう声も聞こえてきますね。
「魂のセラピー」っていう題で書き始めたんですが、
魂ってことについて書くところまでいきつけませんでした。
それは次号以降ってことで、今回はこれにて・・・
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