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パビットラさんの「フラワーエッセンス」


SB篇第54回:第5ch第3ring(2)

【日常とセッションに役立つチャクラ・サトルボディ・エネルギー解剖学】

お知らせしていたように、2週間お休みを頂いたこの連載、今回より再開とな
ります。前回より「喉の第5チャクラにある5つのエネルギーリング」のお話
に入っていますが、マウントフジフラワーエッセンスによるエネルギーリーデ
ィングやヒーリングの体験もからめて、今回も「第3リング」についてです。
「第3リング」にインプットされた自己像、自己イメージの情報は、自己の可
能性を狭めるものであり、同時に、自己に安定と安全を感じさせてくれるもの
でもあります。私達は、「第3リング」に蓄積された「これが自分だ」という
信念に同化しているのですから、そこから発信され、人生の中で具体化されて
いく振る舞いは、そう簡単には変えられないものです。
前回書いたように、大きな出来事や環境の変化といったきっかけでもない限り、
あまり揺さぶられる事はありません。

でも、たとえ大きな出来事があったとしても、第3リングの自己イメージが変
わる事は、そんなには簡単でないとも言えましょう。常にコロコロと自己イメ
ージが変わってしまうと、現実生活の中での私達の振る舞いも精神状態も、と
ても不安定なものとなってしまいますから。
第3リングは、それがどのような状態であれ、自己を守ろうとして、働いてく
れているとも言えるのですね。

そういった事から、第3リングの支配下における個人としての振る舞いや外側
への自分の見せ方が、自分自身にとってどこかで居心地のよくないものであっ
たとしても、消極的に何とかうまくやり過ごせたり、対外的に自己を保てると
思われるのであれば、それは続けられるかもしれません。何とか変えようとし
ても、変えられない事もあるでしょう。
第3リングの自己イメージが、それが自分にとってポジティブな感じのもので
あれネガティブな感じのものであれ、表層の次元において、何らかの機能を果
たしてくれている場合もあるかもしれないと理解している事は、大切です。

そうでないと、自分の行動や振る舞いと戦ったり抑圧してしまうといった、方
向性の違った事をしてしまい、結果的に、第3リングの信念をもっともっと複
雑化し、強化するのを助ける事にもなるかもしれません。ポジティブな信念と
ネガティブな信念が対立する事で、また、対立する信念が深く封じ込められる
事で、第3リングはますます固まり、スペースは狭まってしまうのです。

「自分自身を変容したい!」、「もっとよくなりたい!」という真摯な気持か
ら、その方にとっては、結果的に無理にコントロールしたり、つらさの感覚を
拡大させるようなワークをしてしまい、苦しくなったクライエントさんが、こ
ちらのセッションに来られる事があります。
抑圧されたものは、第3リングと第3身体の中で、より深く沈み込んでいき、
強固なエネルギーブロックや緊張を作り出すのです。
一般的に見ても、個としてのパワーや行動を起こす事とも関係するこの第3の
次元は、誰もが緊張していると言えます。

そのような事からも、勿論、全てのリングがそうではありますが、とりわけ
第3リングにワークする際には、ひとつの信念に別の信念が取って代わるとい
った方法とは全く違った次元での、明晰性というものが大切になります。そこ
では、スピリチュアルハートも大切な役割をしてくれるでしょう。

例えば、マウントフジフラワーエッセンスの講座では、リング全体を通しても、
蓄積やコントロールを手放す事を感得していきます。リングの信念にもたらさ
れた柔らかさと動きは、今迄とは異なった次元での変容を招待するスペースを
拡大します。

第3リングの自己イメージの情報は、個として独立して在る為にありますが、
その対極には、個をとりまく他者や集団といった、外側の世界との対立があり
ます。私達は、自己イメージを元にした振る舞いや表現を、集団の中で行いま
す。集団から、個としての自分を認めてもらう為に。あるいは、それが物質的
なものであれそれ以外のものであれ、何かを得ようとする為に。
そこには、パワー、コントロール、比較、恐れといった事が、大きく関係して
います。逆に言うと、外側の環境や力関係次第で、自己イメージは変わってい
ったり、別の側面に光があたる事もあるかもしれないのです。
自己イメージとは、外側に依存しているのですね。私達は、外側からの反響や
評価を通して、自己を確認し、様々な表現するのです。

また、第3リングのスペースを欠いた活発さ、あるいは動きの欠如は、本来な
ら補い合うはずの第2リングを圧迫します。第2リングの、共感性や感受性を
抑えつけます。
「感情に引っ張られて弱くなってはいけない、自分の為に突き進み、達成する
んだ!」、「問題なく過ごすには、自分の気持ちは出さない方が安全さ」とい
った感じです。

外側との比較や評価とは別の次元で、外側に頼る事のない、独り在る個として
の自分のパワーの源の次元へとつながっていく可能性が、第3リングにはあり
ます。
第3リングに、スペース、瞑想的な質がもたらされると、そこにある制限され
た信念への固定がほどかれ、柔軟性と広がりが生まれます。
第3リングの自己イメージから退いたところで覚めている事で、それを否定す
る事なく、同化から自由である事に気づきます。

自己イメージによって、外側の世界に見せる衣装や仮面が決定され、それにそ
って役割を演じる機能は、集団の中で大切なものです。それと同時に、衣装や
仮面は、皮膚の外側にある、着脱自由であってよいものであり、元々は、特定
のものであるべき制限もないものです。
それは、自分自身の本質的な価値とは異なる次元にあるものです。

(つづく)

        …………○…………○…………○…………

来週もまたお楽しみに。

第251週(2009,4/22)に掲載した「第3リング」初回の文章ですが、編集
の手違いで、続きを読めるアドレスが、間違って掲載されていたようです。
この前回の文章は、下記アドレスからご覧頂けます。まだお読みになっておら
れない方は、今週の文章を読む前に、こちらを先にご覧下さいね。
http://www.aura-soma.co.jp/newsletter/backnumber/dtl_623.html

この連載に関連した内容を、「リヴィングエナジー」最新号にも執筆していま
すので、よろしければ、そちらも併せてお読み下さい。


筆者パビットラのプロフィール
フラワーエッセンス(以下FE)開発者、指導家。富士山周辺に咲く花から日
本で最初にマウントフジFEを開発。日本で初めてFEをワークに導入し、日
本人初の関連書籍「バッチ博士のフラワーエッセンスガイドブック」を執筆。
日本におけるFEの先駆的役割を果たし、ハートサポートシステム(有)、日本
フラワーエッセンス協会にて、フラワーエッセンスを用いた各種セラピー、セ
ラピストの育成、執筆、開発等に努める。心理療法家、カウンセラー、エネル
ギーワーカー、ボディワーカーでもある。「セラピー現場ですぐ機能する」を
モットーにした講座の参加者は、セッションがきっかけとなった方から、セラ
ピストや医療関係者迄幅広い。卒業生はプロとして活躍中。

新カリキュラム導入のフラワーエッセンスをはじめ、レイキ、エネルギーワー
ク、アナンタ来日ワークの詳細、無料小冊子と最新情報のご請求は下記より。
http://www.floweressence.co.jp/


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