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パビットラさんの「フラワーエッセンス」


SB篇第97回:第7身体 その29

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■ 3.パビットラさんの「サトルボディ解剖学」:第7身体の29
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パビットラさん、今週もよろしくお願いします。


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【日常とセッションに役立つチャクラ・サトルボディ・エネルギ
ー解剖学】

マウントフジフラワーエッセンスからみたサトルボディ、エネル
ギーワークをテーマに、今回も、第7身体とその周辺について書
いていきたいと思います。

“私”が世界である事の認識。
でも、“私”という世界に縁(フチ)があり、その外、その始ま
りの前や終わりの後があるなら、その認識は、究極の「それ」で
はないのだというお話を、前回書きました。
“対象”を認識する精神活動を極める事で、「それ」に行き着く
事はないのですね。

私達の心は、神様以上の偉大なる創造者です。
金太郎飴の頭から尻尾迄、あらゆるものを創造する事が出来ま
す。
それは、どこまで行っても金太郎飴であると同時に、金太郎飴の
外の世界もあるのだという事。

金太郎飴の外の世界には、金太郎飴を創造した偉大な何かがあ
り、その創造を創造したもっと偉大な何かもあって。
そんなふうに、“私”は、偉大なる金太郎飴を、様々な次元で創
造し続ける事も出来るのです。

例えば、第3身体、アストラル体の次元での、肉体の生滅、魂の
輪廻転生の、巡る道のりで訪れる世界。

第4身体、メンタル体の次元での、肉体に降り立つ事のない、天
上の聖なる存在達の、永遠に平和な世界。

これらは、肉体やモノが物質世界での現実であるのと同様、その
次元での“現実”です。
だから、私達は、アストラルの次元からの影響を受けたり、逆に
働きかけたりする事が出来ます。
また、メンタルの次元を地上的な振動に落とし、祈りを通してコ
ンタクトしたり、育て上げたり、サポートを受けたりする事も出
来るでしょう。
探求の道のりを進むプロセスで(が)あるなら、これらは役立ち
ます。
また、これらの分野の専門家が、愛情や思いやりを持って、私達
を援助してくれる事もあるでしょう。

そんな肉体の次元も、アストラルの次元も、メンタルの次元も、
金太郎飴の延長線上にあります。
物欲に従って生きる事も、世間から離れて籠る事も、地獄やおば
けを怖れる事も、天上界から助けてもらう事も。

私達は、この生であれ、もっと大きな生滅の単位であれ、金太郎
飴の中を、進んで行きます。
そして、物質的なものであれスピリチュアルなものであれ、目的
地へと至る為の沢山のルールを、自他に設けます。もしかした
ら、ルールを外れたなら目的を達成出来ない、というルールも設
けるかもしれません。
それが、様々な次元での“現実”です。

でも、第7の次元、「それ」は、この金太郎飴の延長線上の目的
地で、達成を待ってくれてはいないのです。

かといって、金太郎飴の延長線上を超えようとするなら、その行
為自体が、金太郎飴の中に居続ける事を助長するかもしれませ
ん。

何であれ、“ここ”から“あそこ”に行こう、という思いが続く
限り。

金太郎飴は、あるのでしょうか?

いいえ、金太郎飴は、ありません。

そして、ないという事もまた対象となり、精神活動は続いて行く
のです。

古から言われてきた、「それ」へと至る道のりでの、否定や、放
棄や、終わらせる事。
言葉で言えない領域を否定の言葉で表現した「それ」は、「そ
れ」自身ではありません。
だから、これらを下位の次元で捉えたなら、ルールはどんどん増
えていきます。そして、「それ」へと至る為に、とても長い時間
を、時には何世もかける事となっていくのです。

でも、高位身体の次元では幻想である道のり中で、ある次元のド
アが開く事で、次のドアが開く事もあるのかもしれません。

そんなふうに、私達は、「それ」を思い出す為にたくさんの“無
駄な事”を経験するのですが、まず肉体を持つ事で、経験はスタ
ートします。
もしかしたら、「それ」を認識するという最初の縁(フチ)の一
瞥の為には、肉体に宿り、二元性の中に入る必要があるのかもし
れません。

「それ」の認識を体験する為に、私達はここにいます。

「それ」自体は、認識出来ないものであるにも関わらず。

「それ」には、次の段階がありません。達成するものも、縁(フ
チ)も、枠も、ありません。
だから、「それ」は、認識出来ません。

認識するには、分離、距離、対象が必要です。
宇宙、あるいは神は、自分自身を認識する為に世界を創造した、
といった事のエッセンスは、もしかしたら、この事につながるの
かもしれません。
下位身体の思考や論理からは、そこに隠された公然の秘密を理解
出来ない為、時代を経る中、公然の秘密が見えなくなってしまっ
ているのかもしれません。

探求して、探求して、探求を終わらせる事。
“私”という源から生じた果実は、この世界での熟成に時間がか
かるのです。
果実には、「それ」が分かりません。
熟成しきって、それ自体が落ちる迄は。

“私”という引力が、 “私”を留める為に、身体を持たせてい
ます。それがなくなると、“私”に吸い寄せられる必要は、なく
なっていきます。

認識、気づき、観照は、道のりのプロセスの中で、「それ」への
ドアとなってくれるものです。
ドアの中に入ったなら、もうドアは必要ないのです。

さて、前回書いた事についてご質問を頂きましたので、この場で
お答えさせて頂きます。
ご質問は、「マウントフジフラワーエッセンスのセッションで過
去世のリーディングを行う事があるが、それは、その次元の中で
完結させるというよりも、執着とは違った方向性へと開いていく
為。ある幻想の活動を失神させ、悪循環のつながりをカットし、
次元をシフトするようなもの。」という事について、もう少し知
りたいとの事でした。

ご質問者の方はマウントフジフラワーエッセンスのセッションを
受けた事があり、ヒーリング前に座って話を聞いている時から、
今迄体験した事のない不思議な空間に入ったとの事で、その理由
を知りたいから、という事でした。

これは、該当文の下に書いていた「意識的な失神のような、言語
化のないところ、まっしろなところに在る事のコツのようなもの
がある。」という事にもつながるかもしれません。

マウントフジフラワーエッセンスのセッションでのリーディング
の際、意識レベルでは言葉による伝達が続くのですが、別の層で
は、マインドが空白になる事へと誘われているのですね。
空っぽのスペースが生まれる事で、そこに、その人自身の理解
が、内側からやって来るのです。
それは、時にはクリアなメッセージかもしれませんし、体感かも
しれませんし、ハートを響かせるカチッとした感じかもしれませ
ん。あるいは、どこか別の次元に行っていたような感覚として、
残るかもしれません。

マウントフジフラワーエッセンスのセッションのリーディングの
ステージ、とりわけ「ニューヴィジョンメッセージ」が含まれた
セッションでは、よりそういった質が際立ちます。
リーディング内容は言語を通して伝えられはしますが、一般的な
リーディングセッションで話を聞く時のような、ある種の日常の
延長線上での意識でいる事が、クライエントには難しくなりま
す。
これは、表層では言語を扱っていながら、同時に、言語を超えた
ところでのトランスミッションが起こっているからだと言えるで
しょう。

多彩な次元で働きかけるマウントフジフラワーエッセンスです
が、創った背後には、自分自身も含めた、「それ」の探求者達へ
のサポートという事がありました。

何故、花を選んだのかというと、大地に根差すと共に天へと開い
ている花が、ハートの表現のようであるからです。

花に内在する、ハートの質。
だからこそ、古の時代より、人の霊的成長に働きかけるスピリチ
ュアルな領域で、花が使われたり、象徴とされているようにも感
じています。

ハートは、私達が肉体を持ってここにいる事を通しての、究極の
可能性の鍵です。ある意味、その上にもその下にも、ハート程の
作用をしてくれる鍵はないのかもしれません。

また、花は、源の光がこの世界に降りて現れた虹の7色の特質
を、その存在を通して表してくれています。
私達が花と出会う時、マインドが創造した余計な何かを介在させ
る事なく、虹の7色の核、エッセンスな領域と、ダイレクトに接
触しやすいのです。

私達は、この世界で肉体を持っている事で、虹の7色の特質を認
識する為に、様々な機会を持とうとします。
無条件の「愛」を実感する為に、運命の人を求めます。
永遠の「安心」を得ようと、充分なお金を獲得したがります。
揺るがない「力」を感じたくて、仕事で成果を出そうと頑張りま
す。

虹の7色が持つ特質を認識する為に、私達は、家族、恋人、友
達、仕事、趣味をはじめ、人生の中の様々なシーンで、様々な事
を行うのですね。

そして、それらが繰り返されるうち、様々な行為自体が目的とな
ります。
虹の7色は、背後に隠れます。

でも、本当は、虹の7色の認識が目的であり、行為とは、この世
界での認識の為の表現手段なのです。

そして、外側の表現が生じた元の虹の7色は、あらゆる人の内側
に、元々あるものです。
私達は、内側のエッセンスを確かめる為に、外側に表現している
のです。

花と出会う時、私達のマインドやエゴの壁が取り払われ、依存や
貸し借りなく、ただ純粋に、虹の7色のインスピレーションとつ
ながりやすくなります。
ある花は「愛」を、別の花は「安心」を、他の花は「力」を、た
だこの地上に咲いている事で、私達に思い出させてくれます。

また、花は、その中心で、やがては熟成しきって落ちる果実を、
この世界に生じさせる存在でもあります。

そして、マウントフジフラワーエッセンスは、花が生じる前のエ
ネルギーをブリッジとして、虹の7色が現れた源へのドアとなっ
てくれるのです。
(つづく)

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メルマガが週2回配信となった為、次回より、金曜版に不定期掲
載となります。
次回は、5月11日にお会いしましょう。

メルマガの読者様で、ハートサポートシステム(有)主催の各種
「フラワーエッセンス基礎講座」、「フラワーエッセンスプロ養
成講座」について、名称、あるいはプログラム内容、システム、
文章表現等が類似したものと間違われたり、編入出来ると誤認さ
れるケースが起こっているようです。
ハートサポートシステム(有)の修了証は、主催のオリジナル講
座でのみ発行され、全「フラワーエッセンスプロ養成講座」の修
了生は、「日本フラワーエッセンス協会」の認定資格を取得する
権利を持つ事が出来ます。
それ以外のところで、修了証、認定証を発行している事実はな
く、他団体の類似講座に編入する事で、ハートサポートシステム
(有)の各種講座で学んだ理論と技法を使ったセッションを行う
資格を得る事は出来ません。
また、他団体の講座を受ける事で、ハートサポートシステム
(有)との卸取引の権利が得られるといった事実はありません。
もし、これらの件に関してお困りの事、分からない事がございま
したら、ご遠慮なく弊社にご相談下さい。

「サトルボディ」については、「サトルボディヒーリング」をご
参照ください。
http://oshoartunity.com/mail/orderform.cgi

また、「マウントフジフラワーエッセンス」については、「マウ
ントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界—花
の“Being”—」をご参照下さい。
http://www.floweressence.co.jp/Essence/MFbook.html

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*筆者パビットラのプロフィール*
フラワーエッセンス(以下FE)開発者、指導家。富士山周辺に
咲く花から日本で最初にマウントフジFEを開発。日本で初めて
FEをワークに導入し、日本人初の関連書籍「バッチ博士のフラ
ワーエッセンスガイドブック」を執筆し、その後、「マウントフ
ジフラワーエッセンスとエネルギーの世界—花の“Being”—」
を執筆。日本におけるFEの先駆的役割を果たし、ハートサポー
トシステム(有)、日本フラワーエッセンス協会にて、フラワーエ
ッセンスを用いた各種セラピー、セラピストの育成、執筆、開発
等に努める。心理療法家、カウンセラー、エネルギーワーカー、
ボディワーカーでもある。「セラピー現場ですぐ機能する」をモ
ットーにした講座の参加者は、セッションがきっかけとなった方
から、セラピストや医療関係者迄幅広い。卒業生はプロとして活
躍中。

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