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パビットラさんの「フラワーエッセンス」


418号SB篇第101回:第7身体 その32

【日常とセッションに役立つチャクラ・サトルボディ・エネルギー解剖学】

こんにちは、パビットラです。
マウントフジフラワーエッセンスからみたサトルボディ、エネルギーワークをテーマにしたこの連載、今回も、第7身体とその周辺についてのお話を続けていきましょう。

前回、「それ」の探求のプロセスにおいて、古から伝えられている「それ」を示した言葉への理解や意味付けが、あたかも螺旋階段の階層を上がるように深まっていく、といったお話をしました。

ある階層での理解が一巡し、次の階層で更なる理解へと成長するといった感じでしょうか。例えて言うなら、1階と7階では、眼前に出現する風景の体験が違ってくる事に似ているのかもしれません。

今迄は観えていなかった風景が観えて、理解の深まりが実感されるのですね。

そして、同時に、どれだけ高い階層に上がったとしても、“螺旋階段のステップを踏んでいる”という事に、違いはないのです。

興味深い事に、“私”が登り続ける事で、螺旋階段の最上階はどんどん高くなっていきます。
螺旋階段を手放す為に、螺旋階段を創造し続ける“私”。
でも、螺旋階段を手放す前の“私”には、それが分かりません。なぜなら、螺旋階段を手放したなら、そこにもう“私”はいないのですから。

「それ」と“私”との間の螺旋階段という“距離”は、“私”がステップを踏む為に、創られ続けるのですね。

そんな中、時には、歩み馴染んだ螺旋階段を転げ落ちたり、自ら降りたりして、別の螺旋階段を登り直す事もあるかもしれません。
そこから観える新しい風景から、今迄になかった理解が閃く事もあるでしょう。

だとしても、“螺旋階段のステップを踏んでいる”事に、やはり変わりはないのです。

螺旋階段のより高みへと登った事を、“霊的進化”と呼んだりもします。確かにそれは、“霊的進化”と言ってもいいのかもしれません。
でも、“霊的進化”と「それ」とは、何の関係もありません。

“霊的進化”は、進化します。
「それ」は、進化しないのです。

「それ」への焦がれで探求の道を踏み出したものの、“霊的進化”という高さ制限のない螺旋階段にグルグルとはまり込んでしまう事は、意外と多いものです。

でも、もし、本気で「それ」を探求したいのであれば、螺旋階段から観える風景に向けられた視点を転換するタイミングは、いつでもどこでも何度でも、無条件に開かれています。

風景は、変化していきます。
それによって、“霊的進化”は、変化していきます。
その変化の中で、変化しないものとは何でしょうか?

少なくとも螺旋階段にはまり込んでいる事を示す、シンプルなサインがあります。
それは、既にそこに、もの、事、人への“期待する大前提”があるという事。

例えば、
欲しいものと、欲しくないもの、
必要なものと、必要でないもの、
引き寄せたい事と、引き寄せたくない事、
やりたい事と、やりたくない事、
なりたい自分と、なりたくない自分、
本当の自分と、偽りの自分、

「それ」を達成する事によって、望んでいる事だけを宇宙から受け取れて、それ以外は受け取らなくなれる、“完全な保証”を欲しがっている“私”がいます。

そんな、もの、事、人への“期待する大前提”があるなら、それは、第2身体の快不快の感じる次元、第3身体の自己イメージの考える次元が、「それ」を夢見て、想像しているというサインです。
望んでいる事を期待し、望んでいない事を怖れる“私”から、「それ」への夢は現れ、螺旋階段から観える風景へと投射されるのです。

期待と怖れの間にいる“私”は、死後の“保証”さえ欲しがります。
高級外車を買うとレースクイーンも得られるというイメージも、天国に永遠に老いない美女達がいるという信じ込みも、“私”の期待と怖れの間から生じる夢です。
(そして確かに、死後、思い通りの天国に行き、夢見続けるかもしれません!)

そういった“私”の活動自体に、何も悪い事はありません。
“私”とは、そういうものなのですから。

でも、「それ」と本気で出会いたいのであれば、“私”の夢に、正直さと共に覚めている事からスタートする事も出来ます。
スタートの機会は、あらゆる瞬間にあります。

「それ」へと至った人が「目覚めた人」と呼ばれるのは、象徴的です。

マウントフジフラワーエッセンスは、もの、事、人への“期待する大前提”ありきの“霊的進化”の夢、期待と怖れゆえの“完全な保証”を欲しがる夢から、目覚める事を決意した探求者達を応援します。
“期待する大前提”のない自由さは、期待からも怖れからも自由であり、結果の縛りからも自由です。
“私”は、それを、危険な人生、あるいは隠遁者といった想像で、怖れるかもしれません。でも、その怖れは、“私”がいなくなる事からくる怖れです。

“私”を超えた自由さとほんの一瞬でもつながった時の、あっけらかんとした広大さ、どこまでもすっきりとしたクリアさ、笑えるようなバカバカしさ(!)を、“私”は知らないのです。

「それ」の探求に役立つマウントフジフラワーエッセンスとして、ボタンヅルをご紹介しましょう。
ボタンヅルは、「決して失われる事のない本質的なピュアリティ」と関わるフラワーエッセンスです。
ボタンヅルが表現しているピュアリティは、元々、あらゆるものの内に、既に備わっているもの。螺旋階段の歩みと共に、獲得されるものではありません。
むしろ、獲得したものを手放した後に何が残るのかを観る事を、手助けしてくれます。
ボタンヅルは、螺旋階段で獲得する“霊的進化”、“私”を完成する事への欲望から降りて、「それ」へと向かう「明らめ」をもたらしてくれます。
このフラワーエッセンスは、「それ」への焦がれと現実生活の間で生き辛さを感じている探求者達にも、きっと役立つでしょう。

“私”がどの螺旋階段のどの階層にいようと、観える風景が変化しようと、「それ」は同じまま、ずうっとそこに在りました。
螺旋階段の最下階にいる時も、
螺旋階段の最上階に近付いた時も、
新たな螺旋階段へと踏み入れた時も、
「それ」は、“私”に観える風景の意味付けの変化、“霊的進化”に関係なく、在り続けていました。

螺旋階段は、存在しませんでした。
理解し成長する“私”は、いませんでした。
最上階は、存在しませんでした。
観えてくる風景の意味は、ありませんでした。

そして、一度も、道を見失う事(という言い方になってしまいますが)は、ありませんでした。
(つづく)

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次回は、7月27日にお会いしましょう。

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*筆者パビットラのプロフィール*
フラワーエッセンス(以下FE)開発者、指導家。富士山周辺に咲く花から日本で最初にマウントフジFEを開発。日本で初めてFEをワークに導入し、日本人初の関連書籍「バッチ博士のフラワーエッセンスガイドブック」を執筆し、その後、「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界—花の“Being”—」を執筆。日本におけるFEの先駆的役割を果たし、ハートサポートシステム(有)、日本フラワーエッセンス協会にて、フラワーエッセンスを用いた各種セラピー、セラピストの育成、執筆、開発等に努める。心理療法家、カウンセラー、エネルギーワーカー、ボディワーカーでもある。「セラピー現場ですぐ機能する」をモットーにした講座の参加者は、セッションがきっかけとなった方から、セラピストや医療関係者迄幅広い。卒業生はプロとして活躍中。

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