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『リビング・エナジー』から

001_オーラソーマとは何か ?
002_「教室」
003_ブルーは何を……
004_アクエリアス時代の……



「教室」






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■ 4.『リビング・エナジー』*から     *オーラソーマの基本機関誌

   「教室」――1999から2000年度においての教室でのオーラソーマの体験
                        by Leonie Van Wissen
                   『リビング・エナジー』vol.5 より
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このメルマガは、編集者のぱりさんがお膳立てをしてくれて、それを見ながら
私が勝手に好きなことを思いつくままに書いているわけなんです。
ぱりさんのお膳立てがなければ、とてもこのメルマガの発行なんてできなかっ
たでしょう。
そういう意味で、ぱりさんは私に遊び場を提供してくれたようなものですね。

それはともかく、ぱりさんが用意してくれたこの引用を見たときに、
ちょっと考えちゃいました・・・

うーん。これ掲載すべきかすべからざるべきか・・・
だって、オーラソーマは意識への鍵です。
オーラを活性化するものであって、肉体に働きかけるものではありません、
っていっているわけですからね。

しかし、ヴィッキーさんも、もともとが身体のヒーリングのワークをしていた
ので、そういう方面での体験を多く彼女の本にも報告しています。
まぁ、そういうこともありますという、体験者の報告程度に読んでみてくださ
い。

ただここではっきりしておきますが、オーラソーマはそういう身体の
ヒーリングを目的としているわけではありません。
オーラとかエネルギーが調整されて、その結果としていろんなことが起こった
としても、それはまぁ、勝手ですけど・・・

ということで、以下は、ぱりさんからのコメントです。


        …………○…………○…………○…………


「オーラソーマ」がどういうヒーリング・パワーを持つのか、ただ、ボトルの
説明を読んだだけでは、見当もつかないですよね。

たとえば、B1(ボトル1)がなぜ「フィジカル レスキュー(肉体救助)」
と名付けられているのか、そういうことだってよくわかりません。

それで今回、上の「今週のボトル」ではB1(フィジカル レスキュー)を取
り上げましたので、それにちなんでこのコーナーでは『リビング・エナジー』
最新号のvol.5から、オーラソーマを実際の教育現場で利用してみた、貴重な
実践例の報告記事をご覧に入れたいと思います。

もっとも、この先生の場合は、オーラソーマを扱える能力も並ではありません
し、直感力も普通のレベルの方ではないようです。

また、この先生がものごとを理解して解釈する方法が、通常とあまりにも違う
ような気がするかもしれません。

“あまりにもスピリチュアルすぎる”と思われるかもしれません。

でも、もしかしたら、これからは、段々こういうものごとの理解・解釈方法が
一般的になってくるのかもしれませんね。(^^;)

ちょっと長いですが、切らずに全文をご紹介します。

まったく理屈ではないので、興味のある方には読みやすい記事だと思います。

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教室  

1999から2000年度においての教室での
オーラソーマの体験
ベルギーより
Leonie Van Wissen
小学1年生の担任教師


肉体的な側面

 私たちの学校の庭には何本かの鉄柱が立っていて、二階の建物の部分を支え
ています。ひとりの子供が全速力で走ってその一本にぶつかり、倒れていまし
た。前頭部に大きなこぶが膨らんできています。その子は眩暈を感じ、大きな
声で泣いています。もうひとりの先生が彼女の頭に氷をのせようとしましたが、
彼女はすぐそれを取ってしまいました。どうしても氷をのせたがらないのです。
私は彼女が傷ついているのに気づくとすぐにオレンジ色のエーテル・レスキュ
ーをこぶの部分につけてあげました。エーテル・レスキューは衝撃(この場合
は、鉄柱にドシンとぶつかったことですが)に対して効果があります。数秒後、
彼女の額に不思議なことが起こったのでした。まるで、こぶの下にある骨が浮
きでてきたかのように、赤くふくらんだこぶが星の形になってあらわれました。
私は少し不安になり、頭部にかなり深刻な損傷を受けてしまったかもしれない
と心配でしたがエーテル・レスキューをつけると、その子は泣きやみました。
それから、フィジカル・レスキューもつけてあげました。もちろんこの後、彼
女は病院へ行って、レントゲンをとり、頭蓋骨の骨折のような損傷を受けてい
ないかどうか検査しました。その間、彼女はとても静かで、「内側」へ入ってい
るようでした。

 翌日、こぶは完全になくなっていたのです! 青とか黄色とか赤いあざもあ
りません。何も残っていません。頭痛もしませんでした。彼女はいつものとお
り元気を取り戻していました。

 なぜこんなことが彼女に起きたのか、私はその理由を見つけ出しました。そ
のことが起こったとき、彼女のお母さんはすでに病院にいました。数日前に発
見された乳房の腫瘍を切除しなければならなかったのです。乳房の片方を切除
する手術を終え、病院で休んでいる時、今度は娘が頭をぶつけてしまったので
す。しかしエーテル・レスキューとフィジカル・レスキューをつけることでそ
の場を何とか切り抜けることができました。

庭の鉄柱は何人かの他の犠牲者を出しましたが、みな同じような反応がありま
した。エーテル・レスキューをつけると、彼らは泣きやみ、そして必ずと言っ
ていいほど、ぶつかった部分から、奇妙な星の形が数秒間浮かびあがってきた
のです。私は子供たちに、このオレンジ色の液体が、肉体から衝撃を取り除い
てくれることを教え、エーテル・レスキューをつけてあげると、みんな静かに
なり、こぶはみるみるうちに消えました。
 別の時の話ですが、11歳の女の子がジャングル・ジムから落ち、顔を地面に
ぶつけてしまいました。明らかに鼻の骨を折っているのがわかります。私はそ
の子を病院へ連れて行きましたが、まず、私の秘密の液体をつけてあげました。
そのオレンジ色の液体をつけると、彼女も泣きやんで、とても静かになりまし
たが彼女はフィジカル・レスキューをつけるのを拒みました。なぜでしょう?
彼女はまわりに暗いエネルギーを漂わせていて、まるで癒して欲しくないよう
でした。レントゲン写真をとっても脳には何の異常もありません。しかし、彼
女があまりにも静かなので、医士たちはその状況がとても心配になり、一晩、
検査のため入院させることにしました。事実、彼女は完全に内側に入っていて、
一言もしゃべりません。質問にも答えずに、私があげたエーテル・レスキュー
の小さな瓶を握りしめていました。母親は動揺して、娘に起こったことに腹を
立てていました。母親自身が大変な状況にあるからかもしれませんが。たばこ
を吸い、イライラして、自己中心的なその母親は自分のことで手一杯で、娘に
適切な世話をしてあげられません。私は母親の手首(私が彼女に何とかつけて
もいいと思える唯一の部分でしたが)にもエーテル・レスキューをつけてあげ
ました。彼女はその瓶に興味を示しました。というのは、それをつけると、気
持ちが落ち着いたからです。しかしそれから自分の惨めな人生が思い浮かんで
きました。それを投げ捨てた後は、彼女はオーラソーマの製品を欲しがりませ
んでした。

 不思議なことですが、その女の子は治って学校に戻って来たにもかかわらず、
翌日また病院に戻りました。一本の指がひどい炎症を起こしていたのです。敗
血症になるといけないので、入院しました。このことで、もう一度私は、彼女
が治りたくないのではないかと感じました。数日後学校で、また彼女は鼻をぶ
つけました。監督の先生はすぐに彼女を私のところに連れてきました。私が解
決できる「何か」を持っているからです。実際彼女はやって来ると、今度はフィ
ジカル・レスキューを受け入れてくれました。翌日もう一度ひとりで、フィジ
カル・レスキューをつけに来ました。

 このような出来事によって、私は不思議なものを持っている先生という評判
がたちました。そしていろいろな人が様々な問題を相談に来るようになったの
です。

 ある日、12歳の女の子は虫歯が痛んで泣きながらやって来ました。歯肉と歯
が炎症を起こしていました。泣くのも当然でしょう。私の娘に永久歯が生えて
きて痛がった時のように、私はその子の痛む歯の内側にスターチャイルドをぬ
ってあげました。すると微熱も痛みもおさまり、頭痛もしなくなりました。翌
日、ついに彼女は歯医者に行ったのですが、歯医者が歯肉に傷をつけて、また
痛くなってしまいました。すぐにまた、私のところに来て、スターチャイルド
を欲しがりました。私はもう一度彼女の口の中にスターチャイルドをぬってあ
げました。(試してみてください。そんなに変な味ではありません)

 それからまた別の話です。家で、私は誤って猫のしっぽを踏みつけてしまい
ました。かわいそうに、猫のしっぽは真中のあたりで腫れて曲がってしまいま
した。猫はどうしても私が触るのを許してくれません。たったひとつ考え出せ
たのは、折れた(?)しっぽにフィジカル・レスキューをぬることでした。猫
はあたり前のように、受け入れてくれ、それを舐めようともしません。私自身
驚いたのですが、翌日猫のしっぽはまっすぐになっていました。腫れもひいて、
何事もなかったかのように見えました。

 ある日学校で、私はよろけて転んで、小指を折ってしまいました。その日、
それは親指のように腫れあがってしまい、私はその指を、フィジカルレスキュ
ーをたっぷりしみ込ませた包帯で巻きました。翌日、痛みは消え、小指はいつ
もの大きさに戻り、折り曲げることもできるようになりました。私はとても驚
きました。数日後、それはまた硬くなってしまい、完全には曲げられなくなり
ましたが、6週間経った今では治っています。

 大学の先生が、学校で自分の馬に蹴られ、中指を折りました。それはものす
ごく腫れて傷になっています。湾曲しています。私は彼に、フィジカルレスキ
ューをたっぷりしみ込ませた包帯をあげました。次の日、指の腫れはひき、形
もまっすぐになり、折り曲げることもできるようになりました。痛みもありま
せん。でもまだもろくて、強く触れることはできないのです。数日後、また少
し痛んできたので、フィジカルレスキューを試してみましたが、あまり効果は
ありませんでした。それで私は、筋肉と骨のために黄色とオレンジ色のナンバ
ー4をぬってあげました。私自身、その香りが好きで、つけると気分がよくな
ります。彼にそれが効いたかどうかはわかりません。

 別の大学の先生は喉が痛んでいました。私は彼女に、フィジカルレスキュー
のボトルと説明書きを渡しました。彼女は家にそれを持ち帰りました。翌朝彼
女が話してくれたのですが、彼女は長い間、夜の鼻詰まりに悩まされていたの
で、寝る前にフィジカルレスキューを鼻にぬることを思いついたそうです。そ
うすると不思議なことに、鼻詰まりで息ができなくて何度も目を覚ますことが
なく何年ぶりかで、彼女は一晩中ぐっすりと眠ることができました。すぐに彼
女はフィジカルレスキューを二本注文しました。

 母が肋骨を折りました。私がすすめても彼女はフィジカルレスキューをなか
なか受け入れてくれません。やっと二週間後、母がそれを使い始めてみると、
痛みが増したと彼女は不平をこぼしていました。そのまま使い続けると、痛み
は消えずにむしろもっと痛むようになりました。私には、それが折った時の状
況で彼女が否定していた痛みがでてきたという兆候であることがわかりました。
なぜそんなことが自分に起きているのかを彼女は理解しようとしません。彼女
は、「自分自身のリアリティを創造すること」と自分自身で事故を引き起こした
という事実に目を向けてくれませんでした。

感情的な側面 

 子供が悲しかったり、気分がすぐれない時、私はスターチャイルドを使いま
す。あるいはちょっと痛みがある時にもスターチャイルドを使います。私のク
ラスの子供たちは、スターチャイルドをとても欲しがるようになりました。そ
れで私は、オーラソーマセンターに、スターチャイルドと同じ調合の液体の作
り方をたずねました。それをスプレー状の瓶に入れて、教室にまくためです。
私はピンクポマンダーとサフィアブルーを調合し、そして個人的にキリストの
クイントエッセンスをほんの少し加えました。そうすると奇妙なことが起こっ
たのです。子供たちはこのスプレーをまいてもらいたがっていました。
 しかし私がそれをまくと、クラスで一番優秀な生徒である女の子が授業に集
中できなくなってしまい、なかなかすべてがうまくいきません。私がスプレー
をまくと必ず彼女は勉強しなくなり、自分の夢、家庭の状況を話し始めるので
す。私はとても驚きました。このように今まで彼女が話したことを目にしたこ
とはありません。きっとスプレーによって、彼女は感情的な表現をしたくなっ
たのではないのでしょうか。クイントエッセンス。キリストのグランディング
の作用が引き起こしたのでしょうか?

 私はピンクポマンダー、サフィアブルーポマンダーとコーラルポマンダーに
調合を変えました。同じ結果が生まれ、子供たちは騒がしくなり、おしゃべり
をしています。まったく落ち着きがなくなってしまいました。サフィアブルー
ポマンダー、イエローポマンダー(知性がよみがえってくるのを望んでですが)
とターコイズポマンダーを調合しました。みんな勉強するようになったのです
が、何人かの子供たちは頭痛がすると訴えてきました。頭痛が消えないので、
私はオーラソーマを教室で使うのをやめたのですが、それでも何も変わりませ
ん。頭痛は、クラス内のグループ間での仲たがいから生じていることがわかり
ました。その時になってやっと私は、その状況の深刻さを理解したのです。頭
痛の原因がオーラソーマではないことがわかったので、私はふたたび教室で使
い始めることにしました。みんな嬉しそうにしていました。でも私はそんなに
たくさん使っていません。数日前私はマハチョハンを教室にまいたのですが、
それと同時に、校庭で起こっていることについての議論がいきなり始まってし
まいました。誰が何をして、そのことでいつどんな風に感じたといった細かい
話でした。父兄たちも学校に来て、この状況について話し合いました。子供た
ちが家庭でそのことを話したからです。離婚しようとしている両親、教室に行
き渡っている雰囲気、誰が誰の友達で、それはどうしてか・・・といったこと
をいろいろみんなが話し合い、つながりを持てたことは、すばらしいことに思
います。

                『リビング・エナジー』vol.5 (p10-12)

みなさんも、何かオーラソーマを使った体験などあればお寄せくださいね。