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今週のボトル:B16 ヴァイオレット・ローブ(菫色の衣)
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■ 3.今週のボトル:B16 ヴァイオレット・ローブ(菫色の衣)
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このコーナーでは、毎回オーラソーマで「カラー・メッセンジャー」と呼ばれ
る「イクイリブリアム・ボトル」の中から1本を取り上げ、そのボトルについ
て考えてみたいと思います。
知識として憶えていただく必要などまったくありません。
ボトルの基本的なメッセージと、それを読み解くヒントとして
ボトルにまつわるコメントを参考にしていただければ幸いです。
それぞれのボトルがあたかもひとりの人を表しているかのように、
何となくそのボトルを雰囲気として感じ取っていただければと思います。
一番いいのは、実際にそのボトルを手にとって、それを見て、
感じていただくことです。
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B16 ヴァイオレット/ヴァイオレット ヴァイオレット・ローブ(菫色の衣)
ボトルの詳細情報については↓をご覧ください。
http://www.aura-soma.co.jp/aura/b016.htm
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ヴィッキーさんのメッセージ
真の自己と奉仕に目覚める
どうしてヴァイオレットがこういうメッセージになるんでしょうね?
私はいつもヴィッキーさんのボトルのメッセージから色の言葉の意味を考えて
みます。
それを読み解く鍵はそれぞれの色の持つ言語の意味とチャクラの意味です。
ヴァイオレットはブルーとレッドが等しく混じり合った第二の色ですね。
またチャクラは第七のチャクラ。頭頂のチャクラであり、ヨガの伝統ではサハ
スラーラとよばれていて、そのチャクラが開く姿は千枚のロータス、ハスの花
びらが開いている姿として描かれています。
それは真の自己を実現して、悟りを得た象徴でもあり、全体とひとつであるこ
とを体験していくということでもあります。
またヴァイオレットは可視光線では最も波長が短く、鎮静させる波動の色でも
ありますね。
こういうふうなところから、ヴァイオレットは高みへと至る色であり、瞑想の
色とされ、ヒーラーとかヒーリングの色とも言われています。
瞑想するときには、グラウンディングするために、レッドの組み合わせのオイ
ルを部屋に置くか、足や手に塗ることをお勧めすると、ヴィッキーさんは書い
ています。
天と地にバランスをもたらす色とも言われていますね。
ブルーの大いなる意思をグラウンディングしていく色とも言えます。
男性性と女性性のバランスを取るともいわれています。
またヴァイオレットはイエローの補色の色でもあります。
カラーローズではヴァイオレットはイエローの反対側に位置します。
イエローの個人の意志、自己、エゴ、と対極に位置しているんですね。
そういうところから考えると、ヴィッキーさんのいう真の自己というのは、
エゴを越えた自己、全体とひとつであることを悟った自己であり、その真の
自己から行動するときに、奉仕ということがいえるのかもしれません。
あるいはヴァイオレットは八番目のチャクラのマゼンタに近い色であり、オー
ラソーマではソールスター、ブループリントのある場所でもあるとされている
ように、真の自己の目的、ブループリントに目覚めるということでもあります
ね。
そういう真の自己の目的、使命を果たすことが奉仕だ、というふうにも考えら
れますね。
ヴァイオレットは、瞑想の色として見たときには、ひとりであること、全体と
ひとつであること、ですが、チャレンジとしては、孤独、悲しみの色でもあ
り、影の側面と直面するということもありますね。
それがこのボトルに対応するタロットでよく表されています。
タロットはタワー、です。
ウエイト版では、暗闇に稲妻が光り、塔(タワー)に落ちて、塔の先が吹っ飛
び、男女がまっさかさまに落ちています。
ニューヨークのツインタワーが突然崩壊してしまうような、
そういう出来事を思い出しますね。
この図柄を見ると、何かとてもひどいことが起こっているような印象を受けま
すね。
何か人生のなかで思いも寄らない出来事が起きたとき、こういう心境になるも
のです。
クローリー版では、上方に大きな目がかかれています。そして塔がこなごなに
崩壊していき、下の方では真っ赤な炎がなにかの大きな口から吹き出ていま
す。
この上方の大きな目は、エジプトの知覚の神、ホルスの目で、崩壊を起こるが
がまに、あるがままを明晰に見てる、観照の目を表しているとされています。
つまりここでは劇的な変化、古いものが崩壊し、大いなる変容のときを表して
いるようです。
塔は何を表しているんでしょう?
それはこれまで一生懸命築き上げてきたもの、これまで築き上げてきた古い人
格や自我のパターン、古い条件づけ、既成概念、思いこみ、自分への評価や評
判、これまでの人間関係や古い生き方、古い状況・・・ そういうこれまでの
自分の人生だと思っていたもの、自分だと思っていたものが突如として崩壊し
ていくような体験がここに象徴されているようです。
ヴィッキーさんのいうところの、天のひと突き、がこの稲光ですね。
そうなったときにはもうこれまでの自分のやり方や考え方では対処が出来なく
なったということですね。
そういうときにはどうすればいいんでしょう?
エゴや古い自我はそれをなんとかしようとします。エゴはパニックです。
でもそれは大いなる意思の実現の瞬間でもあるんですね。
存在への信頼が試されるとき、ともいえますね。
こういう状況では、ただ自分のこれまでの思いこみ、こうあるべきだとかこう
あって欲しいという考えを捨てて、ただなすがままに手放していくときなので
しょう。
それはもうあなたには不必要となったものを手放していくことで、浄化されて
いくプロセスなのです。
これまでの古い皮を脱ぎ捨てる脱皮の時。
クローリー版では、ホルスの目の横に後光の差した蛇が描かれているのはそう
いうことではないでしょうか。
そうすることから、そこに、これまでには考えられなかったような、何か新し
いものが生まれてくるのです。
そしてそれはより深く自分自身の内側に入っていくときなのですね。
外側の崩壊によっては乱されない、より深い内側の静けさ。
平和を象徴する鳩がオリーブの枝を加えて、ホルスの目の横を飛んでいます。
混沌のなかにあっても、それらに気づいていることで、平安を得ることができ
るのです。
外は台風で海の波が荒れていても、海の底は静かです。
台風の外側は嵐が吹き荒れていても、その中心の台風の目では、
風もなく、青空があるのです。
それらの外側で起こっている状況を冷静に観ている、明晰な目があるのです。
それがホルスの目ですね。
人生で起こるさまざまな出来事を、シェイクスピアの劇を観るかのように、眺
めている目でもありますね。
その観照の目をもつことが瞑想だとも言えそうです。
クリスタルはアメジストなど。
http://aora.jp/
に石のことが詳しく載っています
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